フェイスブックやインスタグラムなどのSNSサービスを手がけるMetaの日本法人「Facebook Japan(フェイスブック ジャパン)」(港区)が1月27日~29日、個人に合わせた広告の仕組みなどをPRするポップアップイベント「Meta Bookstore(メタ ブックストア)」を、「代官山T-SITE」(渋谷区猿楽町)で開く。
プライバシーの尊重やデータ保護への信頼確保などの議論喚起のための国際的な取り組み「データプライバシーデー」(1月28日)に合わせて開催する同イベント。ユーザーが過去に検索したキーワードや地図、位置情報などを元に個人の興味や関心を予測して表示する「パーソナライズ広告」に焦点を当てる。
会場は、同施設内にある「代官山T-SITE GARDEN GALLERY」。会場内には同イベントオリジナルのグラフィック「BOOK」の文字などを装飾し、椅子やテーブルを用意。来場者は来場者は自身のスマートフォンで特設サイトにアクセスし、フェイスブックやインスタグラムで見る関心度の高いカテゴリーや、ベストセラーなどの読みたい本の種類に関する質問に回答する。
サイトでは回答を元に「お薦め」の一冊を提案。書籍は全て代官山蔦屋書店のコンシェルジュがセレクトしたもので、アート関連の書籍、小説など、その場に24冊を用意する予定。興味がないトピックを設定できる「広告トピック」などの機能についてもスタッフが解説するという。広告の仕組みを体験することで、「プライバシーを管理しながら賢くSNSを活用する方法」(同社)を学んでもらう目的。
開催時間は、27日=13時~20時、28日=10時~20時、29日=10時~18時。無料。体験後には同イベントオリジナルデザインの図書カード(500円分)を進呈する。