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京王井の頭線・渋谷駅に「サラダ自販機」 コールドプレスジュースなども

渋谷ソラスタに設置されている「SALAD STAND」

渋谷ソラスタに設置されている「SALAD STAND」

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 京王井の頭線渋谷駅中央口改札外コンコースに1月16日、サラダなどを販売する自動販売機「SLAD STAND by OFFICE DE YASAI」が設置される。

販売するサラダやコールドプレスジュースのイメージ

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 コロナ禍で鉄道事業そのものの転換が求められるなか、京王電鉄がReGACY Innovation Group(千代田区)と行った、スタートアップ企業などと共創を図るオープンイノベーションプログラム「KEIO OPEN INNOVATION PROGRAM」の採択事業。サラダやフルーツなどの食事をオフィスに配置する福利厚生サービス「OFFICE DE YASAI」などを展開するKOMPEITO(品川区)と共同で取り組む。

 「SALADA STAND」は2020年に秋葉原のコワーキングスペースへの設置で始まり、現在は渋谷ソラスタなど渋谷・恵比寿のオフィスビル3カ所に設置。今回初めて駅構内に設置する実証実験となる。

 自動販売機ではサラダのほかにも「健康」を意識した新たな商品を販売し、ニーズを検証。AI(人工知能)カメラも付け、性別や年代、購入データ、自動販売機前の往来データを収集することで駅価値向上と駅構内スペースの有効活用につなげたい考え。収集したデータを購買実績や賞味期限、時間、天候などのデータと組み合わせてAIが「最適な」価格を導き出して価格を変更できる機能「ダイナミックプライシング機能」も搭載し、同機能を活用することで在庫管理の効率化を図り、フードロス削減にも取り組む。

 商品は、低温熟成紅はるかとアーモンド、スモークサーモンとチーズ、蒸し鶏とキヌアなど7種類(週替わりで3種類)を用意するサラダ(各880円)、「アサイーブラウン」「バンブーブラック」「エナジーイエロー」など1本に約1キロ~1.5キロの野菜と果物を使うコールドプレスジュース(6種類、各1,200円)、紅はるかの焼きいも(350円)、サンドイッチ(350円)、マンゴーのカットフルーツ(250円)ほか。決済はキャッシュレス。

 利用可能時間は初電~終電(16日は10時~、コールドプレスジュースは17日13時~)。

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