1月9日に内・外回りを同一化し「島式」新ホームの供用が始まったJR山手線・渋谷駅で同15日、中央改札とホームをつなぐ新たな通路の供用が始まる。
乗り換えの利便性向上や駅構内の混雑緩和、バリアフリーなどを目的に2015(平成27)年から改良工事を進めてきた同駅は、埼京線・湘南新宿ラインのホーム移設などを経て、全5工程の4段階目として、このほど山手線外回りを西側に横移動し、内回りホームを最大16メートルに拡幅。2つのホームを同一ホーム(島式)に切り替えた。これに伴い、旧外回りホームと新ホームに通じる階段やエスカレーターは廃止された。
15日に供用が始まるのは、渋谷スクランブルスクエア東棟の3階に接続する中央改札と新ホームをつなぐ通路、階段とエスカレーター。改札内の埼京線ホーム側のエレベーター脇に新たな通路を設ける。既存の階段・エスカレーター、一部コンコースは廃止となる。