ラフォーレ原宿(渋谷区神宮前1)6階の「BE AT STUDIO HARAJUKU」で1月16日、落語会「みんなの落語-この落語家のこの噺(はなし)がすごい!そろそろ編-」第4弾が開催される。
ビームスとフロウプラトウが2021年に設立したビーアット(神宮前3)が、二つ目の落語家有志が中心となり不定期で刊行している落語協会黙認誌「そろそろ」と組み、「今最もすごい噺を聴くための落語会」を、テーマを設け全6回開いている。新たな落語ファンを創出し、落語という伝統を継承していくのが狙い。
同会では、落語家のプロとして自立を始めた若手二つ目が、「自分が影響を受けた落語家」による一番聴いてほしい噺として挙げたものの中から、各回のテーマにそって6つの噺を選定。併せて、今後の落語界を担う「そろそろ」メンバーによる一席や色物、生演奏のおはやしなど、寄席の雰囲気も体験できるようにする。
これまで「前編」として、柳家三三さん「廓」、古今亭文菊さん「芝居」、三遊亭白鳥さん「新作」の3公演を行った。第4弾となる今回のテーマは「滑稽」で、春風亭一之輔さんが「初天神」を披露する。普段の寄席や落語会などではない、噺家による解説やインタビューなど落語初心者も楽しめる構成も同会の特徴。「20~30代の落語初心者にこそ体験してほしい。今の落語を伝えていく」という。
当日の出演は一之輔さんのほか、柳家小はださん(そろそろ)、林家あずみさん(三味線漫談)ほか。18時30分開場、19時開演。入場料は、25歳以下=2,500円(50席限定)、一般=3,300円。