道玄坂に居酒屋「新時代 渋谷道玄坂店」(渋谷区道玄坂2、TEL 03-6452-5582)がオープンして、12月5日で2カ月を迎える。
2010(平成22)年に立ち上げ、同社の主力ブランドになっている同業態。創業地の愛知でのドミナント出店や、ロードサイドを中心に店舗を拡大している。昨年7月、渋谷マークシティ前に渋谷エリア1号店を出店。もともと渋谷エリアの「ポテンシャルの高さ」は把握していたというが、「想像を超えた」売り上げなど反響があったことを受け、直営2店舗目の出店を決めた。渋谷での多店舗出店も視野に入れている。
店舗面積は29坪で、席数はテーブルで79席を用意する。木を基調とした空間に、壁面にはメニューを掲出するなど大衆酒場の雰囲気に仕上げた。
看板商品は、一度揚げて「余分な」油を落とした鶏皮に高麗ニンジンをベースにした甘辛いたれを付け、主成分が大豆のスパイスをかける揚げ皮串「伝串」(1本50円~36本1,800円)。累計販売本数は9000万本を超えているという。
このほか、冷凍せずにチルドで店舗に届く国産親鳥を使う炭火焼き「どる焼き」、利用客が混ぜて完成させる「面倒くさいポテトサラダ」(各480円)、赤鶏のレバ刺し(380円)、一般的なものよりのりを10倍使っているという「海苔(のり)10倍磯部揚げ」、ブランド卵の黄身を添える「肉汁月見つくね」(以上350円)など。ドリンクは、ジョッキも含めて総重量2キロという「1リットルのメガハイボール」などを用意する。客単価は2,000円。
オープン以降は男女共に20~40代を中心に、性別や年代問わず来店がある。オープン直後の時間帯には若年層の来店、24時以降は他の飲食店で働いている同業他社の来店客もいるという。
営業時間は17時~翌5時。