ロックバンド「QUEEN(クイーン)」結成50周年を記念したコンセプトストア(渋谷区神宮前6)が11月24日、原宿のイベントスペース「アンノン原宿」に限定オープンした。
QUEENのメンバーが故フレディ・マーキュリーさん、ブライアン・メイさん、ロジャー・テイラーさん、ジョン・ディーコンさんの4人となった1971年から50年。コンセプトストアは、2021年~2022年にかけて英ロンドン・カーナビーストリートにオープンした同バンドの公式ポップアップストア「QUEEN THE GREATEST POP-UP STORE」の日本初上陸となるスピンオフ企画で、世界2都市目の展開となる。
1975(昭和50)年の初ツアー以降、日本で定期的に公演をした同バンドと日本の絆をコンセプトに、サブタイトルには「JAPAN LOVES QUEEN、QUEEN LOVES JAPAN」と銘打つ。同バンドは、日本のファンに向けて日本語詞を入れた楽曲「Teo Torriatte (Let Us Cling Together、手をとりあって」)を発表したほか、マーキュリーさんは来日の際には各地で日本の伝統品を収集してロンドンの自宅に日本庭園を造るなど、親日家としても知られる。店内では、来日した際のメンバーの写真も展示している。
商品は、「Queen The Greatest Tokyo」の文字などをデザインするTシャツ(3,960円)やトートバッグ(3,300円)、キーホルダー(770円)、「ボヘミアンラプソディー」のジャケット柄のTシャツ(4,400円)などに加え、九谷焼「青郊」別注の豆皿(1,650円)や湯飲み(3,300円)、小田畳商会別注の畳コースター(550円)、手拭いブランド「かまわぬ」別注の風呂敷(3,300円)など、日本の企業とコラボレーションした「和」がテーマの商品もラインアップする。
営業時間は11時~20時(最終日は18時まで)。混雑状況に応じて整理券を配布する。