表参道沿いの結婚式場「アニヴェルセル 表参道」(港区北青山3)が全館リニューアルに向け、12月29日で一時閉館する。運営は、ゲストハウスウエディングを中心に手がけるアニヴェルセル(北青山3)。
ロイヤルブルーのバージンロードなどが特徴のチャペルのイメージ
1998(平成10)年11月にオープンした同館は、式場やドレスサロンなどの結婚式関連施設やカフェを併設。来年のオープン25年に合わせて「大切な人との時をつくる記念日の館」をコンセプトに、ウエディングをはじめ、企業イベントやパーティーなどにも対応する施設に全面リニューアル。記念日にまつわる「コト・モノ・ココロ・サービス」を提供するという。
1階は「表参道に新しくにぎわう道を作る」をコンセプトに、カフェ、コーヒースタンドやスイーツショップ、アートギャラリーなど、記念日にまつわるコンテンツを展開するフロアにリニューアルする。館内には、ジュエリーブランド「ティファニー」のフラッグシップストアも出店する予定。
1階のカフェでは12月28日まで、「ティファニー」のカフェとポップアップストアを展開。ロゴをラテアートで表現したカフェラテ(1,210円)やバンズにロゴを焼き印したチーズバーガー(2,530円)などを提供するほか、アイコンコレクション「リターン トゥ ティファニー」から着想を得てデザインしたバッグやスモールレザーグッズなどを販売している。
チャペルは、現在のロイヤルブルーのバージンロードと英「ウィリアム・モリス」のステンドグラスを象徴とし、「花」や「光」を取り入れて刷新。コンサートホールなどとしても使えるようにする。
工事期間は12月30日~2023年8月31日。同年9月1日にオープン予定。来年1月には、表参道駅近くの新設ビルに、リニューアル後の結婚式や企業イベント、一般パーティーの予約受付や詳細を紹介する準備室をオープンする。