伊ラグジュアリーブランド「MAXMARA(マックスマーラ)」の新旗艦店「マックスマーラ表参道店」(渋谷区神宮前5、TEL 03-3400-1811)が11月19日、表参道にオープンした。経営はマックスマーラ ジャパン(港区北青山3)。
1951年にアキーレ・マラモッティが創業した同ブランド。ラグジュアリーファッションが手仕事で作られていた時代に、フレンチクチュールに着想を得たコレクションを工業技術で製造。1960年代にはヨーロッパに広まった。同エリアの旗艦店は、青山通りと骨董(こっとう)通りの角地に位置する青山店(南青山5)に次ぐ2店舗面となる。表参道沿いに位置する店舗は、建築家のアンドレア・トニョンさんが設計を手がけた。
広さ400平方メートルの敷地に立つ店舗は、流線形の構造で、最上部には艶消しメタルを使ったパーゴラ(木材などで組んだ柵)のような床版を設置している。店内は、赤のトラバーチン素材のフローリングに、セメントとカーペットを幾何学模様で交互に敷き詰め、照明は薄暗くしたりスポットを当てたり調光できるようにした。
売り場は4フロアで構成。商品は、「マックスマーラ」を中心に、1981年に発売されて以降、同ブランドの象徴的なアイテムとなっている、オーバーサイズやキモノスリーブなどが特徴のコート「101801」などのアイコンコートをバリエーション豊かにそろえるほか、「スポーツマックス」も扱う。
同店とオンライン限定商品として、写真家ウィリアム・ウェグマンさんが撮影した「101801」をまとったウェグマンさんの飼い犬ワイマラナーを撮影した写真をプリントし、背面には「OMOTESANDO」の文字もあしらうTシャツ(6万500円)などを販売している。
営業時間は11時30分~20時。