今年で15回目を迎える「ブラジルフェスティバル2022」が11月19日・20日、代々木公園イベント広場(渋谷区神南1)で開催される。主催は在日ブラジル商工会議所(港区北青山1)。
ステージではアーティストのライブやサンバショーなどを展開する
同フェスは、2006(平成18)年に明治公園(千駄ヶ谷1ほか)で始まり、翌年から代々木公園に会場を移し開催している。3年ぶりとなる今回は、日本人とブラジル人の交流促進という目的に加え、ブラジル独立200周年祝いも兼ねている。
会場には、コシーニャ(鶏肉コロッケ)やボリーニョ・ジ・ケイジョ(チーズコロッケ)、リングイッサ(ブラジル風ソーセージ)、チュロスなどを販売するボンペックスジャパン、ブラジル直輸入の衣料品店「Emporio PX」、黄金の草という意味の植物「カッピンドウラード」で作るアクセサリーや、ブラジルのブランド「ジルソン・マルチンス」のバッグなどを扱う「コロリーダス」、シュラスコやパステウ(揚げパイ)、ココナツ・砂糖・卵黄で作る菓子キンジンなどを販売するMahaloh、ムケッカ・バイアーナ(バイーア風魚介の煮込み)やマンジオッカ・フリッタ(キャッサバ芋のフライ)などを販売するブラジル料理店「イーリャブランカ」、肉の串焼きやアサイーなどを扱うトレンバウン、アサイーボウルなどを提供するフルッタフルッタなど、30店以上が出店。
4回目となるブラジル原産の蒸留酒「カシャッサ」を使ったカクテルのコンテスト「カシャッサ・カクテル・グランプリ」も開催。場内の各店がカシャッサを使ったドリンクを用意し、来場者(20歳以上)は購入すると投票権を得られる。グランプリなど上位3店は後日発表する。
ステージでは、日本のテレビ番組やCMにも出演した経験があるシンガー・ソングライターのダヴィ・ゼウスさん、日本人歌手のクミキーニャさん、音楽ジャンルの一つ「ファンキ・カリカ」を歌う日本人ラッパーREI CAPOEIRAPさん、ブラジル人歌手と日本人ギタリストのデュオ「デュオ・サビア」、コメディアンで歌手のルイス・フランサさん、日本で活動するブラジル人歌手ナヤラ・ヴァニーゼさん、歌手のプーガ・ペルクサオンさん、結成35年目のバンド「パンダ・ヴィア・ブラジル」さんらがパフォーマンスを披露。サンバショーや元サッカー選手のラモス瑠偉さんによるブラジル音楽「パゴージ」の演奏も予定し、今年ロック・イン・リオに出演したMC コリンガさんはスペシャルゲストとして来日する。
舞踊や音楽の要素を融合したブラジルの伝統的な格闘技で、ユネスコ無形文化遺産に登録されている「カポエイラ」の演技やワークショップなども予定する。
開催時間は11時~19時。入場無料。