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ハロウィーン当日の渋谷 仮装姿の若者や外国人来街も警備は機能

ハロウィーンを迎えた渋谷

ハロウィーンを迎えた渋谷

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 3年ぶりに新型コロナウイルス感染症に伴う行動制限のないなか、ハロウィーン当日を迎えた10月31日、渋谷駅周辺には外国人を含め仮装姿の若者らが訪れた。

警察官が整理した渋谷駅前スクランブル交差点

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 コロナ以前は、仮装をした若者やそれを見に集まる人などが集まり器物破損やゴミの大量放置などが社会問題になっていた渋谷。今月29日夜には韓国ソウル市内の繁華街・梨泰院の狭い路地で群衆が折り重なり死傷者が出る事故が起きたこともあり、今年は特に、人の流れや警備体制などにも注目が集まっていた。

 事故を受け長谷部健渋谷区長は「来街を控えることも検討して」と当日にコメントを発表する事態に。ハロウィーン直前の週末も含め、区は警察と連携しながら民間会社の警備員約100人程度を動員し、ハチ公前広場や渋谷センター街の通り沿いなどに設置した監視台の上から立ち止まらないよう呼びかけ、路上滞留の抑制を図った。区職員もパトロールを行い、路上飲酒・喫煙・販売・客引きなどの行為を指導した。

 この日は19時過ぎから徐々に来街者が増え始め、渋谷駅前スクランブル交差点付近にあふれると、警察官がロープを使って横断歩道上のみを横断するよう整理。来街者も大きく乱れることなく秩序を保っていた。ハチ公前広場内でも、帰宅などで駅方向へ向かう人と来街者の動線をロープで分けて混雑緩和を図った。

 区は仮設トイレや着替え場所を設置しなかったが、渋谷駅前ハチ公広場と宇田川交番前の2カ所に、ゴミの分別・回収場所を用意。11月1日早朝には「ハロウィーンごみゼロ対策実行委員会」が早朝にボランティアで街なかの清掃を手伝う。

 仮装した来街者は、今年は「SPY×FAMILY(スパイファミリー)」「チェンソーマン」「東京リベンジャーズ」などアニメのキャラクターを模した人が目立った。

 個人旅行での来日が再開されたこともあり、外国人の姿も見られ「ハッピーハロウィーン」とあいさつしながら、仮装した日本人と写真を撮り合う姿も見られた。

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