迫るハロウィーンに向けて10月28日から、渋谷駅周辺にリユースボックスが限定設置される。
イベントが開催されていないにもかかわらず多くの人が来街していた渋谷は、ゴミの大量廃棄も問題の一つとなっている。例年、「ハロウィーンごみゼロ対策実行委員会」がゴミ箱を設置しているほか、11月1日早朝にはボランティアが清掃などをする「渋谷ごみゼロ大作戦」を行っている。
リユースボックスは楽天グループがその取り組みに協力し、2018(平成30)年から「渋谷リユースプロジェクト」と銘打ち実施しているもの。期間中にコスチュームなど不要品を回収し、検品・クリーニングを行いフリーマーケットアプリ「楽天ラクマ」で販売する。売り上げは、翌年の「渋谷ごみゼロ大作戦」実施時に使うごゴミ袋やトング、軍手などの購入費に充てている。
リユースボックスだけでなくゴミ箱も設置。昨年は0.89 トンの空き缶などの資源、ゴミを回収したという。ゴミの廃棄と資源のリサイクルだけでなくリユースを進めることで、街の美化と捨てられる物を減らすことを目的としている。
設置場所は宇田川交番前で、ハロウィーン当日の31日はハチ公広場前も加えた2カ所となる。設置時間は、28日~30日=20時~24時ごろ、31日=20時~翌8時ごろ。今月31日まで。回収した不要品は11月以降クリーニングし、同月下旬ごろ「ラクマ」に出品予定。