東急百貨店東横店西館・南館解体工事とJR渋谷駅改良工事に伴い、10月23日、連絡通路が変更された。
22日で廃止されたのは、東京メトロ銀座線渋谷駅スクランブルスクエア方面改札(3階)と、2020年9月26日に供用が始まった、渋谷マークシティや京王井の頭線と渋谷駅西口を迂回(うかい)路で結ぶ「西口連絡通路」(2階)とを結ぶ通路。
以前は、JR渋谷駅旧中央改札・東京メトロ銀座線渋谷駅降車ホームの改札と東急百貨店西館・南館方面、京王井の頭線とを結び、途中の大階段の横には、2020年9月13日で40年の歴史に幕を閉じた駅そば「本家しぶそば」があった。銀座線の旧ホームが2020年1月3日で廃止された際は、京王井の頭線から銀座線へ乗り換える通勤客で、今回廃止された階段が混雑し話題にもなった。
新通路は旧通路に平行して北側に設けた。銀座線渋谷駅スクランブルスクエア方面改札から、以前は途中で左折して通路に接続していたが、新通路は直進して突き当たりを左折することで西口連絡通路に出る。
旧通路は旧東急東横店南館の建物の一部を利用していたが、新通路は今回新たに仮設した。今後、渋谷スクランブルスクエア西棟建設に向け、南館低層部の解体工事が本格化するものと見られる。