明治神宮外苑敷地内にあるプロ野球球団「東京ヤクルトスワローズ」の球団マスコット・つば九郎の「とりごや(家)」となる施設「つば九郎ハウ巣」で10月22日、オリジナル発泡酒「つばくろうのる~び~」が発売された。
今月11日にオープンした同施設は、つば九郎が国内のプロスポーツで初めてホーム試合2000試合「出場」を達成した(8月5日)ことを記念し、2018(平成30)年から同球団のトップスポンサーを務めるオープンハウスグループ(千代田区)が企画したもの。約1週間の入場者数は約5000人で、最長で3時間待ちの列ができるなど好評を博している。
同商品は、つば九郎「たっての要望」だった「すぐに飲めるビール環境」として、北海道のブルワリー網走ビール協力の下、製造。施設内に設けた、売り子となったつば九郎がビールを注ぐグラスの中に入った写真が撮れるトリックアートには、同社名が記載されている。
「つばくろうのる~び~」は、東京ヤクルトスワローズのチームカラーでもある赤色や青色に加え緑色の3色。同社の既存商品である、「流氷」を仕込み水に使いクチナシで着色する「流氷DRAFT」、網走産サクランボを原材料に使う「桜桃の雫」、新緑の香りを付けた「知床DRAFT」に、オリジナルラベルを貼って販売する。商品名はそれぞれ「勝利の美酒に酔いしれる」つば九郎という思いを込めた「快勝の青」、「情熱を燃やし日々の鍛錬を頑張る」つば九郎という思いを込めた「情熱の赤」、「ファンと一緒に応燕(おうえん)する」つば九郎という思いを込めた「応燕の緑」。
価格は各700円。「つば九郎ハウ巣」店頭で対面販売する。球場内への持ち込みは不可。「つば九郎ハウ巣」の営業時間は11時~19時(うち1時間は昼休憩)。