国際短編映画祭「ショートショート フィルムフェスティバル&アジア(以下SSFF & ASIA)」の上映会が10月21日から、東京都写真美術館ホール(恵比寿ガーデンプレイス内)で開催される。
今年6月に行われた国際短編映画祭「SSFF & ASIA」の受賞作品などを上映する企画。「逆境に向き合って」「現実を超えて」「望みをかけて」「家族の愛」「ショッキング特集」「さまざまな愛のカタチ」などのセクションを用意。同祭グランプリとなる「ジョージ・ルーカス アワード」をはじめ、アカデミー賞ノミネート候補となる「オフィシャルコンペティション」3部門など各賞受賞作品などをラインアップする。
上映作品は、「ジョージ・ルーカス アワード」受賞作品で、レバノンで最も高く危険なクレーンに乗ることを志願したクレーンオペレーターの物語「天空の孤高」、映画祭期間中最も視聴者数の多かった作品となる「Most Viewed Award」を受賞した仏俳優ドニ・ラヴァンさん主演の「演説」、俳優の千葉雄大さん初監督作品で伊藤沙莉さんらと出演する「ベストアクターアワード受賞」作品「あんた」、渋谷区とタイアップする「Shibuya Diversity Award」を受賞した耳が聞こえない母親と健常者の娘の日常の風景を描いた「音の無い部屋」など。
彼女ために計画したサプライズが行きすぎた悪ふざけになってしまう「ベアー」、同祭とエンターテインメント企業LDHがタッグを組む「CINEMA FIGHTERS project」の作品で歌手TAKAHIROさんが主演する「ウタモノガタリ-CINEMA FIGHTERS project-カナリア」なども上映。
同祭は、令和4年度日本博主催・共催型プロジェクトとして、国内外の映像関係者、監督、作家たちと一緒に「日本の美」を考える企画を実施している。上映会では日本を含む世界の「先住民」や「地域の祭り」をテーマに、それぞれの文化の「美」を紹介するショートフィルム7作品を上映する「Discover Beauty プログラム」も展開する。
鑑賞無料(ウェブサイトで予約受け付け)。今月23日まで。先駆けてウェブサイトでも上映企画を行っている。会場では、来年25年を迎える同祭で予定する特定のイベントの「参加パスポート」となるNFTを、先着1万人に進呈する。