渋谷区を拠点とする3人制バスケットボール「3x3(スリー・エックス・スリー)」のプロチーム「TOKYO DIME(東京ダイム)」が10月13日、長谷部健渋谷区長らを表敬訪問した。
9月にグローバルプロリーグ「3x3.EXE PREMIER」が終了したこともあり、結果や今年の活動の報告を兼ねて5人制バスケのプロリーグ「Bリーグ」の現役選手でもあるオーナーの一人、岡田優介さんが来庁した。
「3x3.EXE PREMIER」のレギュラーラウンドで「#渋谷から世界へ!」と銘打った応援企画を行い、応援ボードやTシャツを配布し、約200人のファンが集まったという。男子はレギュラーラウンドでカンファレンス優勝を果たし、進出したプレーオフでは3位に輝いた。11月にファイナルを迎える「JAPAN TOUR」では現在、男子が暫定6位、女子が同3位に付いている。今夏のワールドカップには藤髙宗一郎選手が、アジアカップには小松昌弘選手が、それぞれ日本代表選手に選ばれた。
今季は、渋谷区のスポーツ振興に貢献するスポーツチームや団体、人などを認定する制度「PLAY渋谷区!」の文字をユニホームに掲出。20代の若手選手を中心としたチーム内ユニット「Team SHIBUYA」を新たに立ち上げ、有望選手の発掘と育成にも注力するなど、「渋谷」を掲げる取り組みも広げている。
区内では、バスケットボールスクール「渋谷ひがし校」を立ち上げたほか、3月に「SHIBUYA 3x3フェスティバル」を開催。6月には「渋谷おとなりサンデー」にも参加し親子向けの3x3教室を行うなど活動。11月5日・6日に代々木公園で開催される「ふるさと渋谷フェスティバル」にも出展する予定。
岡田さんは、10年目となる来年に向けても「大きなことしたい」と意慾を見せ、長谷部区長は「引き続き、いろいろな仕掛けができたら良いね」と支援する姿勢を見せ、エールを送った。岡田さんは現役の選手として5人制バスケでプレーしているが、「(3x3の試合には)出ないの?」と長谷部区長に聞かれると「出ないつもりではあるが、何かあったらスーパーサブで(笑)」と答えた。