地域の防災意識を高め防災力向上を図ることを目的にした「渋谷防災キャラバン in 恵比寿地区」が10月15日、長谷戸小学校(渋谷区恵比寿西1)と隣接する恵比寿公園(恵比寿西1)で開催される。
本年度は、地域で防災活動を続けてきた自主防災組織と共にS-SAP(シブヤ・ソーシャル・アクション・パートナー)締結企業協力の下、「誰でも気軽に楽しく参加できる」体験型の防災訓練を区内5つの地域を拠点に開催している。
当日は、消化器を使った初期消火訓練や、火災が発生したときの煙や避難方法などの疑似体験などの防災訓練、AEDを使った応急救護訓練などを行う。
AR(拡張現実)を使った避難訓練、災害用簡易トイレ、災害用伝言ダイヤル、感電ブレーカーなどのブースも出展。区と災害協定を結んでいる「丸亀製麺」はキッチンカーを出展し、うどんを配布(先着200食)する。触れ合い動物園も展開し、ペット防災について考える機会も提供。
消防活動二輪車(赤バイ)や消防車両などの展示や、東京消防庁のマスコット「キュータ」や渋谷区の「あいりっすん」の来場も予定し、写真撮影などに対じる。
ステージでは、地域防災に関する映像上映、渋谷区民で渋谷区の子育て事業「渋谷区子育てネウボラ」のアンバサダーを務める若槻千夏さんらによる「親子防災」を考えるトークイベントなども展開。
開催時間は9時~12時30分。入場無料。