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「恵比寿ビール坂祭り」3年ぶり開催へ 過去最多出店、恒例路上プロレスも

前回となった2019年開催時の様子

前回となった2019年開催時の様子

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 恵比寿4丁目の「ビール坂」で10月9日、「第10回恵比寿ビール坂祭り」が開催される。主催は恵比寿ビール坂商店会。

プロレスなど路上でのパフォーマンスも予定

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 「ビール坂」は、かつて現在の恵比寿ガーデンプレイス付近で操業していたサッポロビールの醸造所で製造したビールを運ぶため、馬車を使って通っていたことから呼ばれるようになったという。同祭は地域活性や商店会会員の交流を図る目的で2006(平成18)年から開催していた「恵比寿となりのサンマ祭り」が前身。宮城からサンマを仕入れていたこともあり、2011(平成23)年は東日本大震災の影響で開催を断念し、ビール坂祭りを初開催した。

 出店者は、商店会員に加盟する店舗のみなのが特徴。2019年以来3年ぶりの開催となる今回は、きんつば専門店「恵比寿 豆園」、バル「肉恵比寿 89BAL」、中華料理の「ちょもらんま酒場」、居酒屋「善菜」、立ち飲みワインバー「Standing Wine Bar Q」など、過去最多となる37店が出店予定。「ヱビスビール」に合う料理を提案する「逸品グランプリ」で今年最優秀賞を受賞したショウロンポーレストラン「京鼎樓」、同じく3位に輝いた居酒屋「恵比寿 吉乃坐」も出店する。

 ぬか漬けした料理を提供する「NUKA factory」、今月オープンを控えるレストラン「タルタルハンバーグスタンド」、すし居酒屋「スシエビス」、国産たる生クラフトビールの量り売り店「TAP&TUMBLER」、「ステーキ むささび」など初出店の店も多数軒を連ねる。マッサージなどのサービスブースも予定。

 このほか、キックボクシングを取り入れたフィットネスジム「バンゲ」とお笑いプロレス「西口プロレス」は路上で公開スパーリングと路上プロレスを行うほか、和太鼓チーム「千成雷」のパフォーマンス、「エビスバザー」も予定する。

 前回まで行っていた、さんまのつみれ汁の無料配布や盆踊りは今回は行わないほか、飲食スペースとして用意していたブルーシートも敷かない。

 3年ぶりということもあり準備に労力がかかったという今回。商店会の茗荷原剛さんは「開催できて最高」と喜びつつ、マスク着用など制限もあることから「来年以降に以前のようなかたちでやるために手探りで始める」と慎重な様子もうかがわせた。

 開催時間は10時30分~16時30分ごろ。小雨開催、悪天候の場合は翌10日に順延。当日は9時~18時にビール坂を車両通行止めにする。

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