渋谷・表参道エリアを周遊する「渋谷オープントップバスツアー」が10月8日から運行する。東急バスと東急トランセが、9月2日に東急グループが創立100周年を迎えたのに合わせて運行するもの。
東急バスはかねて、滞留時間が短いなど渋谷の観光課題の課題を図るため周遊バスを計画している。来年本格的に運行を予定しているが、グループ100周年に合わせて運行することで、消費者に感謝を伝えると同時に、反響を事業化に生かしたい考え。
活用するのは屋根のないオープントップの2階建てバスで、安全・安心や環境を想起させる緑色の2本の線(=レールをイメージ)と数字の「1」(=木々や建物をイメージ)で同グループの鉄道や開発などのまちづくりを表現。グループのロゴカラーである赤色と、豊かさなどを表現する黄色で数字の「0」を描く「東急100周年ラッピング」を施す。
運行コースは、渋谷駅(渋谷フクラス)~渋谷駅前スクランブル交差点~公園通り~表参道~明治通り~道玄坂~渋谷駅(渋谷フクラス)。東急沿線利用者などの利用を想定し、「開放感・爽快感」を得ながら、いつもと違う高い視点から渋谷の街並みを見ることで「いつもの街の新たな発見をしてほしい」と期待を込める。
運行は土曜・日曜(一部運休日あり)の10時台~18時台(1日5便、1周約40分)。ツアー料金は1,500円(小学生以下は1,000円、いずれも渋谷フクラス内の観光案内所兼アートセンター「shibuya-san」でのワンドリンクチケット付き)。楽天トラベル内で予約を受け付けている。11月27日まで。