蒸し料理専門店「蒸籠味坊(じょうりゅうあじぼう)」(渋谷区西原3、TEL 03-5761-6430)が現在、代々木上原駅直結の駅ビル「アコルデ代々木上原」にプレオープンしている。経営は味坊集団(グループ)の宝実業(千代田区)。
2000年に中国出身の梁宝璋さんが神田に出店した中国・東北地方の家庭料理を提供する「味坊」が原点となる同グループは、「おいしい地元の味を日本の皆さんに広めたい」と、代々木八幡駅近くの点心と広東料理の「宝味八萬」、北京の大衆酒場を「再現」した「老酒舗」などを展開。
「蒸籠味坊」はグループ10店舗目となる。店舗面積は約35坪。席数は62席。
「中国式」蒸し料理店をうたう同店では、味付けや仕込みをはじめ、蒸し料理ながら事前で揚げる食材もあるという。メニューは、魚の重量で価格が変わる魚の広東風蒸し物「鼓油皇蒸魚」、イカと干し野菜しょうゆ蒸し「干菜醤墨魚仔」(1,000円)などの蒸し料理を中心に、冷菜や点心なども扱う。ランチには、竹の器で蒸す豚バラと干し野菜の蒸し物「梅菜和肉」、坦々刀削麺(各1,200円)などをラインアップ。
ドリンクはビールやハイボール、焼酎(各600円~)のほか、紹興酒(700円)や少量サイズの飲み比べ(300円)といった中国酒も用意する。客単価は、ランチ=1,200円、ディナー=3,000円~4,000円程度。
営業時間は7時~23時(プレオープン中となる現在の営業時間は、ランチ=11時~15時、ディナー=17時~23時)。