東京オリンピック・パラリンピック開催1周年を記念したイベント「Thank you Tokyo! Festival and Ceremony」が10月16日、国立競技場で開催される。主催は国際オリンピック委員会（IOC）。

　競技場外構で展開するフェスティバルと、場内で行うセレモニーの2部制となる同イベント。

　フェスティバルでは、アスリートのライブデモンストレーションや撮影会、陸上競技やバスケットボール、スポーツクライミング、ラグビー、2024年開催予定のパリ五輪から採用されるブレイキンなどのスポーツ体験を行うほか、大会のメダルや表彰台などを展示。セレモニーでは、大会で行われた競技のオリンピアンによるパフォーマンスのほか、小池百合子東京都知事、トーマス・バッハIOC会長らも登壇を予定する。イベントには、マスコットのミライトワとソメイティも出演するという。

　セレモニーには、陸上女子やり投げの北口榛花選手、女子1500メートルの田中希実選手、男子走幅跳の橋岡優輝選手、男子走高跳の戸邉直人選手、ブレイキンのSHIGEKIX（半井重幸選手）、RAM（河合来夢選手）、AYUMI（福島あゆみ選手）、AMI（湯浅亜実選手）が出場。

　海外からは、それぞれ東京五輪でメダルを獲得した、女子マラソン銅メダリストの米モリー・セイデルさん、女子400メートルハードル金メダリストで世界記録保持者の米シドニー・マクラフリンさん、男子やり投げ金メダリストの印ニーラジ・チョプラさん、女子走高跳銀メダリストの豪ニコラ・マクダーモット選手、陸上男子マラソンの白バシル・アブディ選手や、同大会に出場した陸上女子400メートルハードルの瑞レア・スプルンガー選手らが来日予定。

　7人制ラグビーの男女フィジー代表（男子＝金メダル、女子＝銅メダル）と日本代表（男女それぞれ）の試合も行う。

　開催時間は、フェスティバル＝9時～16時、セレモニー＝16時～18時。入場無料（セレモニーは事前申込制（抽選）で、ウェブ・郵送で9月23日23時59分まで応募を受け付けている）。