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恵比寿・写美で映画祭「世界の秀作アニメーション」 仏アニメ会社の特集も

ドキュメンタリー「FLEE フリー」より©Final Cut for Real ApS, Sun Creature Studio, Vivement Lundi!, Mostfilm, Mer Film ARTE France, Copenhagen Film Fund, Ryot Films, Vice Studios, VPRO 2021 All rights reserved

ドキュメンタリー「FLEE フリー」より©Final Cut for Real ApS, Sun Creature Studio, Vivement Lundi!, Mostfilm, Mer Film ARTE France, Copenhagen Film Fund, Ryot Films, Vice Studios, VPRO 2021 All rights reserved

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 映画祭「世界の秀作アニメーション2022秋編」が9月13日から、東京都写真美術館(恵比寿ガーデンプレイス内、TEL 03-3280-0099)ホールで開催される。

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 海外のアニメーション作品を上映する同祭。国内未公開作、限定公開作を含む15作品(うち短編特集も1作品とカウント)をラインアップする。

 「今見るべき作品」として、タリバンとアフガニスタンの現実や、祖国から逃れて奮闘する人々の日々、ゲイの青年が過去のトラウマと向き合う物語などを描くドキュメンタリー「FLEE フリー」、「アンネの日記」に登場する架空の友人「キティー」の視点でアンネ・フランクの生涯をたどる「アンネ・フランクと旅する日記」など、「紛争下の悲惨さ」を描いた作品をセレクト。

 アイルランド神話を基に妖精と人間の間に生まれた兄と妹の冒険を描く「ソング・オブ・ザ・シー 海のうた」、整形を題材にした韓国発サイコホラー「整形水」、人と妖怪という境遇や時空・前世を超えたラブストーリー「白蛇:縁起」、太陽と月が同時に存在する世界を舞台に、夜を運び夢の世界を守る「月の守護者」に選ばれたミューンが、「太陽の守護者」らと共に失われた月と盗まれた太陽を取り戻す冒険の物語「ミューン 月の守護者の伝説」なども上映する。

 今回は、仏アニメーション製作会社Autour de Minuitを特集。3000の企業ロゴを使った「LOGORAMA」でアカデミー賞を受賞した「LOGORAMA」など各国の映画賞受賞作品集、スペインの映画賞「ゴヤ賞」を受賞した「DECORADO」などスペインのアルベルト・バスケス監督作品集ほか。4部作「Thee Wreckers Tetralogy 」などオランダの芸術家・音楽家・映画監督で2019年に亡くなったROSTOさんの作品も、追悼特集としてラインアップする。

 鑑賞料は1作品1,500円(2作品目以降は同祭の半券提示で1,200円)、中学生以下無料(大人1人につき2人まで)ほか。今月25日まで(同20日は休館)。

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