東急グループが9月2日の設立100年に合わせて、渋谷などで記念企画を展開している
東急線7路線での特別企画列車「東急グループ100周年トレイン」の2023年3月31日までの限定運行、東急線電鉄8500系車両デザインの純金小判(109万円、100枚限定)の受注販売(9月15日~)など、100周年記念企画を4月から行っている東急グループ。
渋谷駅東口地下広場と渋谷スクランブルスクエアをつなぐ連絡通路壁面(10月2日まで予定)と、近くのB7番出入り口につながるエレベーター・階段の壁面(11月27日まで予定)では現在、「渋谷レトロ」と題し、パネルを掲出。
連絡通路には、1954(昭和29)年の渋谷駅前スクランブル交差点付近、1960年代の渋谷公園通と現在の同所、1970(昭和45)年の文化村通り・東急百貨店本店と現在の同所、1989年の渋谷センター街と現在の同所など、現在と過去の渋谷駅周辺の写真をパネルで掲出。併せて「ロカビリー」「ボウリング」「渋カジ」など各年代の流行も紹介している。エレベーター・階段の壁面には1922(大正11)年の東急の前身となる目黒蒲田電鉄設立、1927(昭和2)年の東横線渋谷~神奈川県の開通、1951(昭和26)年のロープウエーひばり号運行開始、1979(昭和59)年の、SHIBUYA109渋谷店の前身となるファッションコミュニティ109の開業などを、それぞれイラストで紹介している。
2日には、東急電鉄・伊豆急・上田電鉄・東急バス・じょうてつの交通5社が、グループとして初めてコラボレーションした記念乗車券を発売。各社の車両を台紙や乗車券にあしらった乗車券7枚(2,670円、2022部限定、1人1部まで)をセットにしている。販売場所はオンラインショップ「TOKYU STYLE」、渋谷駅地下1階「WANDER COMPASS SHIBUYA」など。
各企画やグループの歴史などを紹介する特設ページも公開している。