元サッカー日本代表の中田英寿さんがプロデュースする酒のイベント「CRAFT SAKE WEEK」が9月17日~19日、国立代々木競技場(渋谷区神南1)外周エリアで開催される。
中田さんは現役引退後の2009(平成21)年から47都道府県を旅したことを機に、これまで400以上の酒蔵を訪問。「日本酒のおいしさと文化的可能性を強く感じた」ことから、2015(平成27) 年には自身の会社JAPAN CRAFT SAKE COMPANYを設立。日本酒開発やイベントコンサルティング、日本酒アプリ「Sakenomy」の開発などを手がけている。
「CRAFT SAKE WEEK」は2016(平成28)年に始めたイベントで、3年ぶりとなる今回は、スピンオフ企画として、複合型の都市フェス「INSPIRE TOKYO」内で開催する。
期間中は、各日設けるテーマに合わせて10蔵、計30蔵が参加する。初日の17日は「New 日本酒 Standard の日」として、新政(秋田県)、仙禽(栃木県)、風の森(奈良県)など「昨今のスタンダードで人気の高い」酒蔵を中心に出店。今月18日は、「日本酒 New Wave の日」をテーマに、産土(熊本県)、田中六五(福岡県)、紀土(和歌山県)など若手杜氏(とじ)を中心に酒蔵を集積。今月19日は「Team 十四代の日」として、日本酒「十四代」が率いる酒蔵が軒を連ねる。
場内には、酒蔵が「薦める」日本各地のつまみなどを販売する「にほんものストア」も出店する。
開催時間は12時~20時30分。参加料は、く繰り返し使えるオリジナル酒器と飲食購入用のコイン11枚=3,600円。以降コインの追加は10枚=1,600円、20枚=3,000円、35枚=5,000円。