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渋谷で「ディジュリドゥ」奏者GOMAさん個展 事故を機に画家活動も

GOMAさんの点描画

GOMAさんの点描画

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 オーストラリア先住民アボリジナルの伝統楽器「ディジュリドゥ」の奏者で画家のGOMAさんの個展「ひかりの地図」が9月2日から、渋谷パルコ(渋谷区宇田川町)4階の「PARCO MUSEUM TOKYO」で開催される。

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 かねて1998年にオーストラリアで開催されたバルンガディジュリドゥ・コンペティションで準優勝を果たすなどディジュリドゥの奏者として国内外で活動していたGOMAさん。2009(平成21)年に交通事故に遭い、記憶の一部を失うと同時に新しいことを覚えづらくなる高次脳機能障害を負う。昨夏の東京パラリンピック開会式では光るトラックの入場曲を担当した。

 絵画とはほとんど「縁がなかった」というGOMAさんだが、事故の2日後から点描画を描き始めるようになった。描いているのは「意識を消失した後に見た景色」だと言い、事故から10年以上たって今でも意識を失った昏睡状態に陥ることがあるなか、意識が回復するまでに見える光景の記憶に「一定のルール」が存在することに気付いたという。同展では、GOMAさんが意識を失くしてから回復するまでの景色を段階ごとに構成することで、それをある規則を持った「地図」として鑑賞者に追体験してもらう試みに挑戦する。展示作品は大型作品を含む原画約30点で、作品は販売もする。

 手拭い(2,200円)や財布(4,400円)、ランチョンマット(2,500円)などのオリジナルグッズもラインアップする。

 開催時間は11時~20時(最終日は18時まで、入場は閉場30分前まで)。入場料は500円(小学生以下無料)。9月12日まで。

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