代々木駅東口エリアの飲食店街などが8月20日、「代々木ブロードウェイ」（渋谷区千駄ヶ谷5）と命名された。

　代々木東口駅前商店街が同エリアの地域活性を目的に2009（平成21）年から土地整備、古民家再生活用の構想、既存建築物と新建設の融合、飲食店街の形成などを進めてきたもの。アートやフード、「スマイル」をテーマに、「ハッピーディストリクト（遊び空間）」と位置付ける。

　エリアは、2013（平成25）年以降、すし店「だり半」やバー「アガベリア」、アートスペース「GALLERY10［TOH］」がオープンした第一シルバービル、同ビル隣に昨年オープンしたニューヨークスタイルのカフェバー「ブロードウェイダイナー」などのビル3棟「10TH PLACE」（現在7店舗）、2013(平成25)年に古民家を再生し開業した「ほぼ新宿のれん街」（10店舗）、今年1月に開業した倉庫型横丁「ほぼ新宿のれん街倉庫別館」（7店舗）などから成る。

　名称は、ニューヨークのエンパイアステートビルを想起させるNTTドコモ代々木ビルなどが近隣にあることや、ニューヨークにある劇場街ブロードウェーにちなんで「代々木ブロードウェイ」と付けた。