えびカツ丼店「海老山」(渋谷区東2、TEL 03-6427-6092)が7月、渋谷・明治通りに沿いオープンした。
アパレル事業などを手がける金島栄澤さんらが新たに立ち上げたエムズトレーディングデバイス(港区)が運営する同店。金島さんが好きだった「卵でとじない」カツ丼と、えびフライを掛け合わせた新業態で、かねて親交があった焼き肉店「肉山」などを手がける光山英明さんプロデュースの下、つくり上げた。
多店舗展開も見据えているが、金島さんが渋谷でアパレルブランドを手がけているほか、「新しいものを発信するのに適している」と判断し、店名の「エビ」にかけて恵比寿を含めて1号店の場所は渋谷区内で探したという。店舗面積は10.37坪。席数は4人がけのテーブル1卓、カウンター4席、スタンディング3席の計11席。店舗は白い平面の空間に木目のカウンターや家具を配置しシンプルに仕上げた。
えびカツ丼(1,200円)は、エビ、オリジナルの甘だれ、ご飯、卵の「四味一体」にこだわって開発。卵は薄焼きにしてご飯とエビフライの間に敷き、えびフライは、個体差はあるが7~8尾を山になるように盛る。たれに豚カツが合うことやエビはアレルギーもあることから幅広い人が利用できるようカツ丼(1,000円)も用意。そのほか、別皿で提供する豚カツの追加(350円)、通常1個で作る薄焼き卵を2個で作る「卵追加」、ご飯大盛り(各100円)、新香(50円)、瓶ビール(650円)を用意する。
オープン後は、近隣に住んでいる人や働いている人、グルメが好きな人など幅広く来店。「サクサクに揚げていて重くない」ことから女性客も多いという。
営業時間は11時~21時。