ドイツのルームフレグランスブランド「LINARI(リナーリ)」世界初の直営店(渋谷区神宮前4、TEL 03-6438-9625)が7月、表参道にオープンした。経営は日本総代理店のブルジョン(港区)。
大学でプロダクトエンジリアニングと建築を学んでいたレイナー・ディエシェさんが2003年に立ち上げた同ブランド。日本では2007(平成19)年に取り扱いが始まり、現在では50カ国で商品を展開している。ブランド名はイタリア・トスカーナの村の名前に由来する。
日本上陸15周年の年に出店した世界初の直営店は、「体験型」の旗艦店と位置付ける。ファッションの街や最先端のイメージがあることに加え、近年コスメティックやスキンケアが「賑(にぎ)わっているイメージ」があることから同エリアを選び、「ゆっくり体験してほしい」とあえて路地に出店した。長年利用しているファンも多いなか、若年層など次世代へのアプローチを図る。
大理石などを使った店内には、体験型コンテンツ「フレグランスシャワー」を用意。天井からつるされた三角錐のかさに入ると、定期的に入れ替える同ブランドの香りと、その香りに合わせてディエシェさんがセレクトした音楽を体感できる。
同店では、全13ライン(500ミリリットル 36種類、1万5,000円~)のルームフレグランスをはじめ通常の半分サイズのミニディフューザートラベルライン(250ミリリットル3種類)、大型ディフューザー(3リットル2種類・5リットル5種類)、オードパルファム(100ミリリットルl 10種類)といった各商品をラインアップ。
限定商品として、燃焼時間最大140時間のフレグランスキャンドル(2万900円)、ホホバオイル、オリーブオイル、オーガニックパームオイルなどの植物オイルを原料にドイツの職人が「5圧延製法」で作るフレグランスソープ(4,400円)を扱っている。
営業時間は11時~20時。火曜定休。