大衆焼き肉店「和牛の神様」(渋谷区道玄坂2)が7月22日、渋谷・文化村通りにオープンした。
経営は、立ち飲み焼き肉「六花界」、携帯電話の使用禁止、SNSへの投稿禁止などのルールがあるレストラン「クロッサムモリタ」などを手がける森田隼人さんとセールス&マーケティングプロデュース事業を展開するハイブリッジ(港区)が共同出資した和牛の神様(道玄坂2)。
「原点に立ち返りたい」と大衆焼き肉店のスタイルを選んだほか、かねて出店したいと考えていた渋谷に出店した。席数は55席と、12人用の個室1室を用意。建築家でもある森田さんが手がけた店内は、黒を基調に、「ネオ大衆焼き肉店」のように仕上げた。
同店では、森田さんが熊本県天草「田中畜産」と協働し開発したA5ランクのブランド牛「もりたなか牛」や、森田さん自ら産地を巡る中で手に入れてきた肉を提供する。オープン時はコース(6,000円~)のみで、8月以降、アラカルトの提供を始める予定。客単価は6,000円程度。
エントランススタッフとキッチンスタッフの声かけの連携や、来店客の前で各部位の説明を行うなど臨場感のある演出を行うほか、来店客の好みをカルテにして好みに合わせたたれやドリンクの組み合わせを提案する取り組みも展開する。
営業時間は17時~23時。7月30日までクラウドファンディングサイト「Makuake」で支援を募っている。