渋谷・井の頭通り沿いにあるファッションブランド「ZARA(ザラ)」の姉妹ブランド「Bershka(ベルシュカ)」日本1号店「ベルシュカ渋谷店」(宇田川町)が7月18日、閉店する。
ベルシュカは、ザラを展開するスペインの「INDITEX(インディテックス)」グループがファッションに関心の高いティーンなどの若年層をターゲットに1998年に展開を始めたカジュアルブランド。ターゲットは10~20代で、日本1号店となる渋谷店は2010(平成22)年4月、パルコが手がけるスペイン坂下の商業施設「ZERO GATE」にオープンした。
1階~4階に出店し、総床面積は計約1400平方メートル。2017(平成29)年には当時同社が世界で展開を始めた新コンセプト「STAGE」を取り入れた店舗デザインにリニューアルし、目を引く赤色を基調に打ちっぱなしのコンクリートなど「インダストリアルな空間」に刷新し、真っ赤な階段などが若者のフォトスポットとして人気を集めた。
同店の閉店で日本のリアル店舗は無くなり、閉店後は公式オンラインストアで国内展開を続けるという。