関電不動産開発(大阪市北区)が手がける新築オフィスビル「関電不動産渋谷ビル」(渋谷区渋谷3)が7月1日、着工した。
大阪に拠点を構える同社は、渋谷エリアでの初のオフィス開発プロジェクトとなる。並木橋交差点近く、JR山手線沿いに面した同開発地は矢倉ビルやSRSビルなどの跡地で、敷地面積は2085.51平方メートル。地上12階建て同ビルの延べ床面積は1万4182平方メートルで、無柱オフィス空間の基準階貸室面積は1000平方メートル(約302坪)。
「OUR PLACE. OUR STORY. 『らしさ』あふれる、わたしたちのオフィス」を開発コンセプトとし、各階には奥行き約2.5メートルの専用テラスや、オフィス内にキッチンなどの水回りが設置できるエリアを設けるなど、多様化する働き方や渋谷に拠点を置く企業ニーズに対応。最上階にはルーフテラスやラウンジなどの共用スペースを設け、社内外のイベントなどで一体的な活用ができる空間づくりを目指すという。
2024年2月20日の完成を予定する。