シェアオフィス「billage SHIBUYA(ビレッジ渋谷)二宮ビル」(渋谷区桜丘町)が5月、渋谷・桜丘町にプレオープンした。運営はMJE(大阪府)。
ビレッジは同社が2018(平成30)年から展開するブランドで、渋谷エリア2拠点目となる。コロナ禍が落ち着き始めたのを機に東京以外の拠点を利用する会員の東京進出の動きが徐々に増えてきたことや、渋谷の既存店である渋谷公園通りの「la billage SHIBUYA」でも、よりフレキシブルな働き方を希望する人のニーズが増えたことから、新拠点を出店した。渋谷はターミナル駅で、サテライトオフィスやテレワーク拠点の利用にも適していると考える。
ビレッジシリーズとして初めての路面となる同店。延べ床面積は575.79平方メートル。「普遍的な快適性」を意識した施設内は路面という立地を生かした解放感などを持たせつつ、内装は下地の状態か、合板や鋼板などそのままの単一素材で活用するなどした。家具・什器が備え付けの1人~6人用のレンタルオフィス(47室)を中心に、可動式のテーブルを配置する共有のコワーキングスペース、個室の会議室(2室)を併設。コワーキング利用や打ち合わせ、商談、ウェブ会議など幅広い用途で利用できるようにした。カーテンでエリアごとの分節や接続も調整できる。サービス面では、会員同士の交流会やビジネスマッチングにも注力する。
利用料は、レンタルオフィス=月額5万5,000円~、コワーキングスペース=スタンダードプラン=同1万8,000円、ドロップイン=1時間700円~。
24時間営業(ドロップインは平日9時~18時、レンタルスペースは9時~21時)。