「クラフト」キムチ専門店「Kimchi Lab Tokyo」(渋谷区代官山町、TEL 03-6452-5114)が6月4日、代官山・八幡通りにオープンした。
1992(平成4)年にキムチ専門店として創業し、現在焼き肉店や韓国料理店を展開するグラットン(広島県)が、「腸活」「菌活」などと共に昨今注目を集めている発酵食品の一つであるキムチを、「よりおいしく、より身近に」楽しんでもらうことを目的に立ち上げた新ブランド。総合企画プロデュース、マーケティング事業を展開するCool Japan TV(代官山町)がブランディングプロデュース、ロゴやキャラクター、店舗のデザインをイラストレーター兼デザイナーのヨシフクホノカさんが、それぞれ手がけている。
近年、「工場生産のキムチが増えている」ことや、一般的にはあまり無いさまざまな食材のキムチを開発していること、ヤンニョムと合わせる素材そのものにも「丁寧な」調理を施すなど「味を追求」していることなどから、同店は「クラフト」キムチ専門店をうたう。「今の時代に合った提案の仕方」を考えるなか、「おしゃれな街」として知られ、「美意識の高い」女性が集まるトレンドの発信基地として代官山に出店した。
メニューは、約30年改良を続けてきたというヤンニョムをベースにフードプロデューサー白濱一久さん(Herman’s Table)と共同開発。葉の一枚一枚に塩を振り、唐辛子4種類と昆布、カツオ、桃、甘エビ、ショウガなどを合わせたヤンニョムに漬け込む「ハクサイ」(500円)をはじめ、カボチャ、ウズラ(各550円)、アボカド(650円)、エビ(800円)、月替わりなど常時10種類を用意。今後、水キムチなど、日本では一般的ではないキムチも展開していく予定。
営業時間は11時~19時(土曜・日曜は10時~18時)。