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渋谷「マスタードホテル」にハンバーガー新店「チルマティック」

「肉をダイレクトに味わってほしい」と話す塩田大治シェフ

「肉をダイレクトに味わってほしい」と話す塩田大治シェフ

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 ハンバーガー店「Chillmatic(チルマティック)」が6月9日、複合施設「渋谷ブリッジ」(渋谷区東1、TEL 03-5962-7857)内の宿泊施設「MUSTARD HOTEL SHIBUYA」1階にオープンした。

熟成肉のパティや自家製パストラミなどを使うハンバーガー

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 グリル料理を提供する「THE BURN」で料理長を務めていたことなどで知られるシェフ米澤文雄さんが代表を務めるNoCode(台東区)が手がける新店。同ホテルを運営するグリーニング(宇田川町)のフードダイニング「KABEAT」などで協業するなどしている縁から出店が決まったという。

 店長の塩田大治シェフがアメリカンカルチャーが好きなことや、以前店長を務めていた熟成肉バーガーとパストラミサンド専門店の「THE GOOD VIBES」で食べた「パストラミに感動した」ことなどから、バーガー業態で出店。店名は「chill」と「illmatic」を組み合わせた造語で「最高に居心地が良い」という思いを込めた。ホテルの宿泊者や20~30代などの若年層をコアターゲットに据える。居抜きで出店し、席数はテーブルを中心に36席(うちカウンター4席)を用意する。

 バーガーはランチを中心に提供。パティは約90日間ドライエージングさせた新潟の「あがの姫牛」を使うほか、4日間塩でマリネした牛バラ肉を加熱調理で柔らかくしてからスモークするパストラミ、ベーコンも自家製で作る。「甘みのある」バンズは、内側にバターオイルを塗り、オーブンで両面を焼く。

 店名を付けた「Chillmaticバーガー」(1,800円)は「肉をダイレクトに味わってほしい」と、挟むのはパティとパストラミ、ホテル名「マスタード」に合わせて自家製する粒マスタード。レタスなどの葉野菜は別皿で提供する。このほか、ベーコンやチーズ、アボカドなどを挟むバーガーも用意する。

 モーニングには、メープル&バター(800円)、ベーコンとフライドエッグに自家製マスタードソース(1,200円)などのフレンチトーストを用意。ディナーはアラカルトが中心で、自家製パストラミ(1,800円)や自家製マヨネーズの「ウフマヨ」(500円)、ローストしたピーナッツベースのソースで食べる、ローストした人参の香草パン粉焼き「人参のペルシヤード」(900円)などをラインアップ。ドリンクは、浅いりのドリップコーヒー(400円)やビール(600円~)、ジン・テキーラなどがベースのカクテル(700円~)などを扱う。想定客単価は、ランチ=1,500円~2,000円程度、ディナー=4,000円~5,000円程度。

 営業時間は、モーニング=7時~10時、ランチ=11時30分~15時、ディナー・バー=17時~24時(食事のオーダーは21時30分)。オープンに合わせクラウドファンディングサイト「Makuake」で6月29日(18時)まで支援を募っており、限定のバーガーなどをリターンで用意している。

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