イラストレーター「キューライス」さんの原画展「よるのえ展」が5月28日、渋谷パルコ(渋谷区宇田川町)8階のギャラリー「ほぼ日曜日」で始まる。
キューライス(本名・坂元友介)さんは1985(昭和60)年栃木県出身。高校生の頃から独学で短編アニメーションを作り始め、2015(平成27)年から「キューライス」として4コマ漫画やイラスト、短編アニメーションを発表。漫画「ネコノヒー」「スキウサギ」などで知られる。
同展は、猫が乗っている空飛ぶ握りずしなど、キューライスさんが夜に「意識を無にして」描いているという一枚絵のシリーズ「よるのえ」の原画約90点を展示する。キューライスさんが夜に描いていることや、「夜の場面が多い」ことから、場内を夜のように薄暗くし、エントランスで貸し出す懐中電灯で絵を照らしながら見て回る展覧会となる。
会場では、作品に描かれているキャラクターなどをデザインしたアクリルキーホルダー(ブラインド商品、ミニ懐中電灯付き)、「よるのえ」をテーマにしたTシャツ、作品のミニポスターなどのオリジナルグッズを販売する。
場内には、作品にも登場する「歩くクリームソーダ」に着想を得たクリームソーダ店がオープン。神保町の喫茶店「さぼうる」監修の下、生クリームとサクランボを添える6色のクリームソーダを販売する。
開催時間は11時~20時。入場料は600円(未就学児は無料)。7月10日まで。混雑時は整理券を配布する。