アサヒビールと電通デジタルが設立したスマドリ(墨田区)は6月30日、アルコール分0.00%~3.0%のドリンクを提供するバー「SUMADORI-BAR SHIBUYA(スマドリバー シブヤ)」(渋谷区宇田川町)が渋谷センター街にオープンする。
「酒を飲まない人も飲めない人も楽しめるバー」。多様性を受容できる社会実現に向け商品・サービス開発、環境づくりを進める「スマートドリンキング」を提案する。
席数は70席を予定。バーカウンター背面には、誰もが分け隔てなく酒を楽しめるようになどの理由からマーブル模様の装飾を施す。
ドリンクメニューは、アルコール分0.00%、0.5%、3.0%から選ぶことができる「ハードクラフトレモネード」や「ハードクラフトコーラ」のほか、アルコール分0.5%のビールテイスト飲料「ビアリー」、スパークリング「ビスパ」、アルコール分3.0%のハードセルツァー「VIVA」など計100種類以上をラインアップする。スマートフォンから注文できるオンラインオーダーシステムを活用し、性別・年代別の酒を「飲まない/飲めない」人のニーズや嗜好、飲み方を分析することで商品やサービスの開発につなげていく。
オープンに先駆け公式インスタグラムを開設し、消費者との双方向のコミュニケーションを取ることで利用促進を図っている。
営業時間は12時~22時(予定)。