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「ゼストキャンティーナ」、代官山で復活へ 恵比寿店閉店から10年

2012に閉店した「ゼストキャンティーナ 恵比寿」(外観)

2012に閉店した「ゼストキャンティーナ 恵比寿」(外観)

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 恵比寿エリアで人気を集め2012(平成24)年に閉店したテックスメックス料理店「ゼストキャンティーナ」が4月22日、代官山で復活する。

提供するテックスメックス料理(イメージ)

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 外食業を手がけるグローバルダイニング(港区南青山7)が1976 (昭和51)年に六本木に1 号店をオープンしたゼストキャンティーナ業態は、キャンティーナ(居酒屋)を思わせる空間でグリルやバーガー、タコライスなどのテックスメックス料理を提供し、その後も横浜や三宿などに出店。1998(平成10)年5月に恵比寿東口エリアにオープンした恵比寿店は、同業態の当時最大規模のフラッグシップ店として、14年間営業した。

 3フロアに400席を用意し、トタン張りのファサードや木製のテーブルや椅子、ステンドグラスのシェードを使った照明など、アメリカ西部やメキシコをイメージした内装にもファンが多かった同店は2012年5月31日、定期借家契約が満了を迎えることから惜しまれつつ閉店。今回、恵比寿からも近い代官山・八幡通りの既存業態を転換する形で復活を果たす。

 ゼストキャンティーナ業態は現在、お台場店 の1 店舗(2022年4月現在)体制だが、「もっと店舗数を増やしてほしいと、かねてお客さまからの要望の声が高かった」(同社)ことから出店を決めたという。店名は「ゼスト キャンティーナ代官山」(代官山町、TEL 050-5445-7235)。場所は、1983(昭和58)年12月にイタリアンレストラン「カフェ ラ・ボエム代官山」として代官山・八幡通り沿いのビル1階・地下1階にオープンし、2013(平成25)年9月にワイン&グリル業態「LB8 (エルビーエイト)」に業態変更していた既存店跡。

 店舗面積(席数)は、1階= 86.29平方メートル(38席、テラス席はペット同伴可)、地下1階=85.33平方メートル(30席)。客単価は2,000円~3,000円前後を予定。メニューなどの詳細は未発表。営業時間は11時30分~翌2時(オープン日は17時~)。

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