食べる

渋谷にレストラン「タルタルNUMA」 とんかつ店「成蔵」とコラボ

エビフライ・アジフライ・豚フィレカツのセットイメージ(2,100円)

エビフライ・アジフライ・豚フィレカツのセットイメージ(2,100円)

  • 25

  •  

 レストラン「タルタルNUMA」(渋谷区宇田川町、TEL 03-6455-0295)が4月15日、渋谷にオープンする。経営は飲食事業を手掛けるEDGE(恵比寿南1)。

カウンタ―席で構成する店内

[広告]

 「白い衣」で知られるとんかつ店「とんかつ成蔵」(杉並区)と共同運営する同店。かねて付き合いのあった同社・社長の高田賢介さんと同店のオーナーシェフ三谷成蔵さんは、昨年、テレビ番組の企画で一緒に仕事をしたことを機に、「新しい事を一緒にできないか」と構想を始めた。「成蔵」と同じような揚げ方で、豚以外のフライメニューを考えるなかで、フライにつけることも多いタルタルソースを「たっぷりの量で提供できたら」とタルタルソースに注目した。

 同社として初めて渋谷エリアへの出店となる同店。目的客が中心になると見込み、渋谷や新宿といった繁華街のなかでも駅から徒歩10分程度のエリアで場所を探していたという。店舗面積は約41坪。座席は、「揚げたて」を提供するためオープンキッチンを囲むカウンターのみで、39席を用意する。衣の色である白色を基調に、壁はコンクリート打ちっぱなしで、揚げ場の上部の換気扇の周囲はタルタルソースの黄色を取り入れ「よりポップな」印象に仕上げた。ロゴやグラスなどにプリントするキャラクターは、クリエーティブディレクターの秋山具義さんが手掛けた。

 「成蔵」と同じパン粉、ラードを使い、低温で揚げることで「白く」なる衣を「粉雪衣」と名付け提案する。同店では、揚げ場を3カ所用意し、食材に合わせて油の温度や温度を変える。低温で揚げることで「軽い食感」となるフライに合わせたタルタルソースは、卵を使わずに豆乳マヨネーズ、タマネギやピクルスなど植物性の素材で作るビーガンのソースとなる。

 オープン時のメニューは、エビフライ・アジフライ・チキン南蛮(=ササミカツ)のフライ3種類、タルタルソース、ご飯、みそ汁、キャベツ、ピクルスのセット(1,800円)と、フライがエビフライ・アジフライ・豚フィレカツの3種類のセット(2,100円)の2種類。フライは1品ずつ順に提供するほか、ご飯・みそ汁・キャベツはお代わり自由となる。

 かきフライ(350円)やエビフライ(500円)、チキン南蛮(400円)などフライの単品や、イクラトッピング(400円)。今後、ランチのみのセット(1,200円~)などのメニューも展開予定。ドリンクは、ビール(600円)やナチュラルワイン(グラス750円~)などのアルコール、黒ウーロン茶(450円)、カボス&ユズソーダ(500円)などのソフトドリンクをそろえる。想定客単価は、ランチ=1,800円、ディナー=2,800円。注文は各席に用意するタッチパネルで、精算は非接触となる。

 高田さんは「温度など揚げ方によって変わること、揚げ物の新しい体験をしてもらえるのでは」と話す。

 営業時間は、ランチ=11時~15時、ディナー=17時~22時。月曜定休(6月以降変更の予定あり)。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース