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渋谷の高校生が考える渋谷の「今・未来」 渋谷で企画展

企画した渋谷教育学園渋谷高等学校の4人組「Turn Up SH!BUYA」

企画した渋谷教育学園渋谷高等学校の4人組「Turn Up SH!BUYA」

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 渋谷教育学園渋谷高等学校(渋谷区渋谷1)の学生による企画展「シブシブ ノ シブヤ」が現在、渋谷の複合施設「MIYASHITA PARK」(神宮前6)のホテル「sequence MIYASHITA PARK」のロビーで開催されている。

学生54人の「好きな渋谷」などを展示する会場

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 同校の2年生がカリキュラムの一環で行う社会貢献活動学習「Service Learning」で、女子学生4人組「Turn Up SH!BUYA」が企画した同展。同学習は、SDGsで掲げられている目標に向け、学生たち自身が今できることを考え実行することを目的にしている。

 昨夏始まった同学習は、フィールドワークや協力企業の社員らとの会議をしながらテーマを決めた。「Turn Up SH!BUYA」は当初、ゴミや環境問題に着目していたが、「まずは普段過ごしている地域に目を向け、過ごしやすく・暮らしやすくしたい」と考え、渋谷の「今・未来」に対する思いを形にした。

 会場には、「Turn Up SH!BUYA」のメンバー4人のほか、アンケートに協力した同校2年生計54人分の、「好きな渋谷」の写真と好きな理由、その場所や渋谷の「未来」に向けた思いを書いたパネルを展示する。「Turn Up SH!BUYA」の木下美南(みなみ)さんは、渋谷駅のB1(旧13番)出入り口を好きな場所として挙げた。同校の学生は同出入り口を使う学生が多く、「いつでも通るからこそ、いろいろなことが思い出せる」場所だという。

 展示に加え、「(あなたが)10代の頃はどんな街だったか、今はどんな街か」「デートにお薦めの場所」など、学生から来場者に向けた質問を用意するコーナーも設けている。

 木下さんは「54人それぞれが感じている思いを知ってもらうことだけでも十分だが、(自分たちが)一番愛着を持っている街だからこそ、見た人一人一人が街全体に対する思い、思考を深めてくれたらうれしい。(街に)主体的に関わるきっかけになれば」と話す。

 4月17日まで。

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