環境イベント「アースデイ東京」のメインプログラムの一つであるフェスティバルが4月16日・17日、代々木公園イベント広場(渋谷区神南2)やケヤキ並木で開催される。
1970年にアメリカ西海岸でスタートした「アースデイ」は、4月22日の「アースデイ(地球の日)」に合わせて地球温暖化などの環境問題に対する関心を呼び掛ける環境イベント。日本では1990(平成2)年に同公園を中心に大規模なイベントを初開催し、アースデイ東京としては2001(平成13)年から同園で開催。昨年は新型コロナウイルス感染症拡大を機に、オンライン開催も進め、今年は3月11日~5月30日にかけてオフラインとオンラインを掛け合わせた企画を展開している。
代々木公園ではマーケットや音楽ライブなどを展開。マーケットエリアには約100ブースが出展。座禅の仕方を教える「Earth禅堂」、オーガニックやフェアトレード、サステナブルな商品やサービスを提供するメーカーや店が集まるマルシェ「くらしの天然市場」、小学生が中心となりSDGsに取り組んでいる「SOZOW SDGs部」によるトートバッグ作りのワークショップなど。NPOによるブースは、ウクライナの人たちのサポートをする組織や、気候変動、貧困などの社会課題に取り組む約30団体が出展予定。
屋外ステージでは、歌手の加藤登紀子さんや坂本美雨さん、シンガー・ソングライターの寺尾紗穂さん、ラッパーの「あっこゴリラ」さん、バンド「ベーソンズ (THE BASSONS)」などがライブを行う。音楽ライブイベント「Climate Live Japan」とコラボレーションするステージには、韓国出身の移民としての経験を表現するラッパーのMoment Joonさんが登場する。
開催時間は、16日=10時~19時、16日=10時~18時(マーケットは各日17時まで)。入場無料。雨天決行。