東急バスは、渋谷駅西口駅前広場の暫定整備工事に伴い、これまで渋谷駅に乗り入れるバスが使ってきた西口ロータリーの停留所の使用を4月17日でやめ、それぞれ移設する。
現在駅前で進む再整備工事の進捗(しんちょく)に合わせるかたちで、東急バスでは今年1月から、従来は国道246号(玉川通り)から駅方面に入り渋谷マークシティ前でUターンして乗り場のある西口ターミナルに向かっていたバスの転回路を、北側の渋谷駅前交差点手前に移設。新たな転回路となった道路上には都営バス・京王バスの乗り場も昨年移設し、片側1車線となったことなどで遅延が発生したため、2月20日からは順次、駅に乗り入れるバスの停留所を移動してきた。
今月17日の停留所の移動では、西口ロータリーの使用をやめ、渋谷マークシティ前から渋谷フクラス前にかけての通り沿いと、道を挟んで向かいのJR渋谷駅前の通り沿いを中心に乗り場を配置。渋12(高津営業所行き)と渋52(世田谷区民会館行き)の乗り場は、セルリアンタワー前に移す。コミュニティーバス「ハチ公バス」の一部乗り場も渋谷駅前交差点西側に移動する。