シナモンロール専門店「代官山uzu(ウズ)」(渋谷区代官山町、TEL 03-6455-0939)が3月5日、代官山にオープンした。運営はグリーンバレー(豊島区)。
場所は、キャッスルストリートのランドマークの一つでもある「キャッスルマンション代官山」1階の路面。手軽で利用者の多いパンと、コンビニなどでも人気の高いスイーツの要素を持ち合わせた「シナモンロール」に目を付けた店主の池田翼さんと、長年シナモンロールを作り続けてきた実績のある店長・青木慈正さんがタッグを組み出店に至った。コンセプトはシナモンロールの「ニュースタンダード」。
もっちりとした食感の生地にシナモンシュガーをたっぷりロールしたという看板商品の「uzuオリジナルロール」(380円)は、クリームチーズを使い「甘く優しい味」に仕上げたというオリジナルのフロスティングをアイシング。砕いたLotusビスケットをロールし、ビスケットとキャラメルソースを上にものせた「Lotusビスケット&キャラメルロール」(420円)や、シナモンロールにイチゴ味のフロスティングとフリーズドライイチゴをのせた「いちごみるく」などのロールも用意した。
春の限定商品は現在、シナモン・有塩バター・あんこをロールした「あんバターロール」や、中にシナモンと桜あんをロールし、桜の塩漬けと桜風味のフロスティングをのせた「桜ロール」(以上420円)などが店頭に並ぶ。セット商品は、「uzuセレクトロールセット」(6個、2,200円)、「uzu定番ロールセット」(3個、1,080円)、「uzu季節限定セット」(同、1,160円)などをそろえ、独自デザインの黄色い箱で手土産利用も見込む。
代官山に出店した理由について、同店の飯沼歩未さんは「多くのベーカリーやカフェがあり、それらを目当てで訪れる人がいる街。そうした人たちのニーズに沿っており、多くの方々に関心を持っていただけると考えた」と話す。オープン後は、カフェやショップ巡りなどの目的で代官山を訪れた若い女性客や、犬の散歩ついでになどに立ち寄る近所の客、SNSを見て訪れる目的客などが来店しているという。
「代官山という街で長く愛される店を目指している。将来的には多店舗化も目標に、さまざまな場所に『代官山uzu』という名のシナモンロールを届けたい」と展望を明かす。
営業時間は10時~19時。