コワーキングスペース「LULL TECH BEACH(ラル テックビーチ)」(渋谷区渋谷3)が4月1日、渋谷にグランドオープンする。経営はトリニアス(新宿区)。
ITクリエーターをターゲットにする同施設は、「人も仕事も集まるビーチ」をテーマに掲げる。
席数は約120席。リゾート地をイメージした「リラックスできる空間」に仕上げる施設内には、現代画家・尾潟糧天さんが描いた波のアート作品(1.3メートル×7.6メートル)を設置。スタッフが常駐するエントランスはビーチをモチーフにするほか、ロッカーは流木500本を使ってデザインする。時間に合わせて7パターンで調光することでワーケーションをしているような体験の提供を図る。
事前に貸し切り予約をすることでユーザーが主催イベントを開くこともできるセミナールームはプロジェクターも設備。白背景とグリーンバックを用意する撮影スタジオでは、商品撮影や動画撮影にも対応し、撮影機材の貸し出しも予定する。
掲示板にはデザインやコーディング、動画編集など案件を掲載できるようにし、仕事のコミュニケーションを生む仕組みをつくる。今後、同施設専用のクラウドソーシングサイトも開設予定で、オンライン・オフライン双方でコミュニケーションが取れるようにする。
利用料は、月額フルタイム利用=2万3,100円、月額ナイトタイム(17時~22時)利用=1万4,300円。ロッカー利用は月額5,500円。初回登録事務手数料は各1万1,000円。ドロップイン(1日利用)は3,300円。
営業時間は9時~22時。プレオープン期間中の今月は10時~19時、平日のみ営業(期間中の利用は無料、要ユーザー登録)。