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渋谷おとなりサンデー特別編「世界ネイバーデイフォーラム」 オンライン開催迫る

「渋谷おとなりサンデー」過去開催時の様子(2019年、路上スリッパ卓球大会)

「渋谷おとなりサンデー」過去開催時の様子(2019年、路上スリッパ卓球大会)

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 海外の「Neighbour Day(隣人祭り)」を参考に「渋谷らしい」ご近所付き合いを目指して始まった「渋谷おとなりサンデー」の特別編として、オンラインイベント「世界ネイバーデイフォーラム2022」が3月17日・18日の2日間、開催される。

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 両日、各国の「Neighbour Day」を行う団体・自治体の代表や有識者とオンラインでつながり、それぞれの地域の取り組みや課題、今後の可能性についてシェア&ディスカッションを行う。テーマごとのプログラム「Neighbourhood Linkers=おとなりさんをつなぐ人たち」では、参加者が当事者として気付きや学びを与え合うことを目指す。

 「隣人祭り」は、1999年に仏パリのあるアパートで起きた高齢者の孤独死をきっかけに、アパートの住人たちが隣人同士の顔の見える関係性をつくろうと、中庭で食事の持ち寄り会をは始めた取り組み。

 渋谷区は、町会・自治会の抱える「都市部における地域コミュニティーの構築・維持」の課題解決を図ることに加え、地域コミュニティーの活性化を目的に2017(平成29)年、渋谷版隣人祭りとなる「渋谷おとなりサンデー」を開始。毎年6月を「地域交流・地域活動の強化月間」と位置付け、渋谷に関わる人々同士の交流を促している。コロナ禍においては、オンラインやコミュニティーラジオなどの手段を通じて、地域における顔見知りを作るきっかけやユニークな活動を知る機会を提供してきた。

 17日は、長谷部健渋谷区長が開会宣言を行った後、「おとなりさんとなにしてる?」をテーマに基調フォーラムを開催。日本、フランス、オーストラリア、シンガポール、中国の事例を紹介する。午後は、「つなぐひとをつなぐ~行政の事業評価に関する国内セッション~」、「役割でつなぐ~障害者福祉に関する国内セッション~」、「心でつなぐ~さまざまな事情から生活に困った人を支える活動に関するイタリアとのセッション~」の3つのプログラムを行う。

 翌18日は、「遊び場でつなぐ~公園やプレーパークづくりに関する台湾とのセッション~」、「学びでつなぐ~生涯学習に関するフィンランドとのセッション~」、「見守りでつなぐ~高齢者福祉に関する国内セッション~」を予定する。

 開催時間は、17日=9時~18時40分、18日=10時~16時30分。参加無料。定員は500人。希望者はpeatixより事前に申し込む。

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