忠犬・ハチをデザインするグッズを扱う「ハチふる SHIBUYA meets AKITA」(渋谷区渋谷2)とBリーグ・サンロッカーズ渋谷(以下、SR渋谷)、秋田ノーザンハピネッツ(同、秋田NH)がコラボレーションした商品が3月12日から順次、同店などで発売される。
3者共同プロジェクトの第1弾となる今回。同店は、秋田のケーブルテレビ局、秋田ケーブルテレビ(秋田県)が、渋谷スクランブルスクエアに昨年11月にオープンした地方創生型コンセプトショップ。SR渋谷は渋谷を、秋田NHは秋田をそれぞれ拠点にするプロバスケットボールチームとして活動している。
忠犬ハチ公像のモデルとなったハチは、秋田原産の秋田犬として知られるほか、渋谷区とハチの生まれ故郷である秋田・大館市は防災時における協定を結ぶなどしている。渋谷と秋田の3者が連携することでBリーグの「盛り上げ」や地域活性化などを図る。
コラボレーション商品には、SR渋谷=イエロー、秋田NH=ピンクのチームカラーを、「ファッションやカルチャーの発信地」である渋谷をイメージしたスプレーアートで表現するとともに、両チームのマスコットがハチ(犬耳)のかぶり物を着けた「ハチ公サンディー」(SR渋谷)、「ハチ公ビッキー」(秋田NHのビッキー)のイラストをあしらう。
商品は、コラボレーションデザインのバンダナを巻いた仕様の、完売・増販を繰り返している同店の「人気商品」である犬のぬいぐるみ(2,200円)と、「ハチ公サンディー」「ハチ公ビッキー」や同店のロゴなどをプリントする秋田県産米粉やチーズを使ったサブレ(6枚入り、1,080円)。
今月19日からは秋田の、同23日からはSR渋谷の試合会場でもそれぞれ発売する。コラボレーション商品の売り上げの一部は、秋田犬の保存・保護に使われる。