おにぎり専門店「戸越屋」(渋谷区道玄坂2、TEL 03-6416-1816)が1月、渋谷・道玄坂にグランドオープンした。経営はColdRiver(品川区)。
2020年、戸越銀座に1号店を出店した同店。コロナ禍で立ち上げとなったなか、テークアウト需要もあり多店舗展開が見込めると判断しおにぎり店という業態を選んだ。屋号は、戸越の地名の由来とされている「江戸を越え」て、全国に広げたいという思いを込めた。
渋谷への出店は、ブランドの認知拡大に向けた情報発信になると判断したほか、コロナ禍が収まった際に目指している24時間営業が可能なエリアとして決めた。店舗面積は約29坪。席数は23席を用意。木目を基調にした店内には、「ライブ感を感じてほしい」とおにぎりを作っているところを見られるすし店をイメージしたカウンターを設けている。
注文を受けてから手で握るおにぎりにはその時々に「厳選」する米や、沖縄県産の塩、有明産ののりを使い、常時35種類以上を用意。塩むすび、梅、おかか(260円、小ぶりのおむすび200円)、鮭や焼きたらこ(280円、同220円)、牛甘辛わさびやめんたいこクリーム(310円、同250円)など。卵黄と肉そぼろやベーコンとクリームチーズ(各380円)など2つの具材を組み合わせる「プレミアムおにぎり」も用意する。ランチの時間帯には、時間に余裕が無い人向けに待たずに購入できるよう作り置きのテークアウト販売もする。唐揚げ「戸越丸」2個やみそ汁、煮卵・お新香が付くセット(おにぎり1個=740円~、同2個=1,000円~、小ぶりのおむすび2個=880円~、同3個=1,050円~)も用意する。
「戸越丸」(1個150円)やみそ汁(200円)、お新香ミックス(230円)などのサイドメニューも用意。店内では、国内各地の米や「ご飯の供」も販売している。
現在の営業時間は7時30分~23時(土曜・日曜・祝日は10時~、21時以降はテークアウトとデリバリーのみの営業)。