渋谷ヒカリエ（渋谷区渋谷2）が4月26日、開業10周年を迎え、アイドルグループSMAPの元メンバーで、アーティストとしても活動している香取慎吾さんが記念ロゴマークを手掛ける。

記念ロゴを手掛けた香取慎吾さん

　2012（平成24）、旧東急文化会館跡地などに開業した同施設。地上34階・地下4階建てで、「大人の」女性をコアターゲットに、商業施設やクリエーティブスペース、劇場、オフィスなどを併設している。10周年を記念し今回、香取さんに記念ロゴマークの制作を依頼。香取さんが施設のロゴを描くのは初めてとなる。

　渋谷や東京を「照らしていってほしい」という思いを込め「Lighthouse」と名付けたロゴは、施設のネーミングコンセプト「ヒカリ」をテーマに、光の三原色である赤・緑・青と、色の三原色であるシアン・マゼンダ・イエローの円を重ねて、同館が「体現したい」カラフルな世界を表現。中央には同館を訪れる人たちの「心のトキメキ」をイメージした「10本のヒカリ」を描く。模様の下には香取さんがデジタルで制作した「Shibuya Hikarie 10th Anniversary」の文字をあしらっている。

　香取さんは「子どもの頃から渋谷で仕事をしてきたが、その頃は今と比べると何もなく、ここまで進化を遂げた始まりは渋谷ヒカリエだと思う。渋谷に新たな光を差し込んだ渋谷ヒカリエの 10 周年を一緒に祝い、新たな未来に向けてのヒカリを描けたことがとてもうれしい」とコメントを寄せる。

　10周年に合わせて同館では記念企画を予定。4月21日～5月5日には第1弾イベント「BLOOM YOUR HAPPINESS.」を開催する。期間中は、料理家やモデルなど「しあわせの達人」5人が、同館で「欲しい」「食べたい」「おすすめ」と思う商品やメニューを館内告知物やウェブなどで紹介する。