恵比寿駅近くの恵比寿銀座通り(恵比寿南1)に2月1日、同じ区画で時間帯ごとにハンバーガーショップやダイニングレストランなど異なる業態を展開する飲食店がオープンした。経営は飲食店事業などを手掛けるブロードエッジ・ファクトリー(渋谷区代官山町)。
席数はカウンター席やソファ席、個室など49席。ハンバーガーショップ「HamburGirl(ハンバーガール)」(TEL 03-6452-3771)は2019年にデリバリ―専門店として始めたブランドで、実店舗は初出店となる。バーガーにはバターで「コク」を、「酒種」で酸味を加えるバンズ、仕上げにクラフトビールでフランベするビーフ100%のパティ、オーロラソースなどを使うほか、フライドポテトは素揚げしたハーブを混ぜたアイオリソースに付けて食べる。
メニューは、ハンバーガー(1,100円、フライドポテトとドリンクのセット1,375円)、アボカドバーガー、トリプルチーズバーガー(各1,320円、同1,595円)など。スパイスを効かせたアップルジュースとジンジャーエールを組み合わせ、黒こしょうをアクセントにする「アップル・オロ」、カルダモンやレモンピールにジントニックウオーターを合わせる「0%ジントニック」などのノンアルコールカクテル「モクテル」は8種類を用意する。
「BEER&EBISU BREWERY(ビアランド エビス ブリュワリー)」(TEL 03-6452-3771)は、店内に併設するブリュワリーで醸造するクラフトビールなどを提供するダイニングレストランとなる。
クラフトビール(270ミリリットル748円~)は、店内で約3週間醸造する「ジューシーIPA」、麦芽とホップをそれぞれ2種類ブレンドする無ろ過生ビールの「EBISUドラフト」など5種類を用意。それぞれを飲み比べられる「テイスティングフライト」(1,980円)や、独自に開発した好みを診断する「ビール診断」を元に複数のビールをブレンドできる「ブレンドビア」も提供する。料理は、部位ごとに合わせて麦芽塩・自家製タルタルソースなど4種類の調味料で食べる「オリジナルローストチキン」(4,180円)など、肉料理を中心にそろえる。
パフェとワインのバー「ParfaitBar(パフェバー)」(TEL 03-6452-3787)は今月14日にオープン予定。グループブランドの「パティスリー&カフェ デリーモ」のシェフショコラティエ江口和明さんが監修するパフェと、ソムリエがセレクトする800種類以上のワインを提供する。
季節ごとに入れ替えるパフェは、国産のイチゴにライチ、ストロベリークリーム、ビールを「隠し味」に使うイチゴのジュレなど合わせショートケーキ風に仕上げる「苺(いちご)とライチのショートケーキ」(2,860円)や、カカオ67%のチョコレートを使いカカオパルプのジュレやブラックベリーなどを合わせるチョコレートパフェ「ショコラティエ」(2,310円)などをラインアップ。グラスワインは常時3種類以上を用意し、ボトルワインは同ビル内のワインショップ「wine@EBISU」と提携することで小売価格+税別1,000円で提供する。
営業時間は、ハンバーガール=11時~16時、ビアランド エビス ブリュワリー=17時~23時(まん延防止等重点措置に伴い現在は21時まで、酒類の提供は20時まで)、パフェバー=21時~翌3時。