ホテル「all day place shibuya」（渋谷区渋谷1）が4月、渋谷・美竹通り沿いに開業する。経営はUDS（代々木2）。

デラックスコーナーツインの客室イメージ

　コロナ禍で活動が制限されるなか「日常や旅の豊かさ」を見つめ直した際に、「恋しく思ったものはいつもの場所での他愛のない話や、旅先の地で触れるそのまちの日常だった」ことを背景に、ホテル名は「まちの合間に、いつもある、いつもの場所」をいう意味を込め「all day place shibuya」と命名した。

　客室は160室（うちスイート2室、ユニバーサル2室）で、インテリアデザインはデザイナー元木大輔さん（DDAA）が担当する。部屋のタイプは、コンパクト（12.2平方メートル、定員2人、1人利用時1泊1万100円～）や、ミディアムダブル（13平方メートル、同、同1万2,400円～）、ミディアムツイン（14.9平方メートル、同、同1万3,300円～）、キング（17.6平方メートル、同、同1万5,000円）、パーティースイート（57.5平方メートル、同4人、同2万8,800円～）など13タイプを用意する。

　ロビーは1階と14階に用意し、1・2階には飲食店を併設する。1階には、自家焙煎（ばいせん）のスペシャルティコーヒーショップを展開する「ONIBUS COFFEE」によるコーヒースタンド「ABOUT LIFE COFFEE BREWERS」と、デンマーク発クラフトビールブリュワリー「Mikkeller（ミッケラー）」のバーと日本初出店となるキオスク業態が出店。客室でも飲めるようボトルタイプも販売する。

　開業日は4月27日予定。チェックインは15時、チェックアウトは11時。2月1日、予約の受付を開始した。