カプセルトイをテーマにした全てが「うそ」の展覧会「大嘘博物館」が2月から、渋谷パルコ(渋谷区宇田川町)8階のギャラリー「ほぼ日曜日」で開催される。
「大嘘博物館 カプセルトイ 2億年の歴史」と題する同展は、映像作家・藤井亮さんが企画・プロデュース。展示するのは、藤井さんが制作したうその作品となる。
「古代ゾーン」には、50分の1スケールで「再現」した「ポーン・チャ・ガーラ遺跡」、人類とカプセルトイの密接な関係を示した石版などのほか、恐竜「カプセラノサウルス」の化石を初披露する。
「近代ゾーン」では、1980年代の「カプセルトイブーム」をけん引したヒーロー「ガチャファイター廻(めぐる)」の着用衣装や、同時代の日本におけるガチャ関連アイテムグッズなどを展示。平成文化を研究する山下メロさんが「再現」する「ガチャファイター廻」のファンがブーム時に生活していた部屋も展開する。
加えて、「未来のガチャマシン」を設置する「未来ゾーン」、カプセルトイの「闇」を紹介する「闇ゾーン」も設ける。
場内に設置する約10台のカプセルトイを回しながら見る仕組みとなる同展。来場客には、1987(昭和62)年に実際に開催された「ガチャ万博」の記念コインを同展に向け「復刻」したコイン10枚を貸し出す。
開催期間は2月11日~3月21日。開催時間は11時~20時。入場料は600円。