香港発ヌードルチェーン「譚仔三哥米線(タムジャイ サムゴー ミーシェン)」の日本3号店「三哥米線恵比寿店」(渋谷区恵比寿1)が今春、恵比寿にオープンする。経営はトリドールホールディングス(道玄坂1)。
今春日本初上陸となる同ブランドは、2008年に香港で誕生。米線(ミーシェン)と呼ばれる米粉麺を使い、スープや辛さを選べ、トッピングでカスタマイズできるスープヌードルを提供。若年層を中心に利用があり、香港のクイック・サービス・レストラン業界で「人気ナンバー1」のブランド評価(2021年AC Nielsenブランドエクイティ調査)を得ているほか、ミシュランガイドで「ビブグルマン」に3年連続で選ばれている。香港やシンガポールで79店舗(2021年10月末時点)を展開している。同ブランドを展開する「Tam Jai International Co. Limited」は、2018(平成30)年にトリドールグループ傘下に入っている。
恵比寿店は、同じく今春出店予定の新宿、吉祥寺に次ぐ3店舗目となる。「流行に敏感な人が多く働いている」オフィス性や、遊びやショッピングに来る人がいる商業性、居住者も多いレジデンス性の「バランスが優れている」ことや、辛いものを取り扱うアジア系の店舗が多いことから「需要は非常に高い」と考え、出店地に選んだ。
本国では、スープは香辛料「ホアジャオ」を加えるマーラーや、トマト、焦がしスパイスのウーラーなど6種類を用意。トッピングは、牛・鶏・豚肉や、豚レバー、イカボール、厚揚げ、キヌガサダケなど11種類で、辛さは10段階から選べるようになっている。そのほか、チキンウィングなどの一品料理も扱う。日本で展開するスープやトッピングなどは検討中。